1914年から行われてきた女性のみで構成された歌劇団、宝塚歌劇団。
詳しくはなくとも知らないという方はほとんどいらっしゃらないかと思います。
本記事は100年以上続く素晴らしい舞台を作り上げている宝塚歌劇団に所属するジェンヌさんと
お勧め作品を勝手にあれこれ紹介したくて、作成しています。
ご興味持たれた方、最近宝塚を知り始めた方は是非この記事を読んで気になった作品があればご覧になってみてくださいね！
※私、雫(https://zukatrip.com/)個人の感想や感じたことをまとめたものです。
経歴や一般情報の記述はありません。
あくまで私の好きな作品と私が思うジェンヌさんの素晴らしさを熱く語る記事になります。
ご意見が相違する方もいらっしゃると思いますがご了承願います。
情報に誤りがある場合はCONTACTよりお教えくださいませ。
掲載の順番に決まりはございません。
第四回目は花組トップ娘役の華 優希さんです。
守りたくなる可憐な雰囲気
華さんを初めて認識したのは、遅くて申し訳ないのですが2017年の『はいからさんが通る』初演でした。
既に新人公演ヒロインを経験されてましたが、その時はきちんと認識できておらず、恥ずかしながら後から拝見しました。
なので、最初の第一印象は花村紅緒そっくりな二次元の方！！！！！！！！でした(笑)
オーラがかわいい！で溢れていて華さんを見ているとほっこりします。
そして、なんだか守ってあげたいと思ってしまう、そんな不思議な気持ちになるんですが、
男役の方々もきっとそうだと思ってます。(Now on stageを見る限り)
誤解されそうですが、それは華さんが何もできないとかそういう意味で全くはなく、
むしろ案外華さんご自身はしっかりされていらっしゃると思うのですが、
自然と周りの人が見てしまう、率先して助けてしまう、そんな空気をもっているかなと。
ポーの一族 メリーベル
柚香さんの少尉もかっっっっっこよすぎて、少女漫画から飛び出てこられたんですか！？
漫画設定がこんなに形にできるなんて・・！と衝撃でしたが、
華さんの紅緒もぴっったりなんですよね。
こんなに少女漫画カップルいる！？ちぎみゆ(早霧さん・咲妃さん)再来！？と大変見目麗しい公演でした。
そして紅緒の漫画・アニメからイメージする性格や仕草を華さんが忠実に演じられてたので
華さんが紅緒なのか紅緒が華さんなのか・・？と錯覚を起こすほどでした。
花組宝塚大劇場公演 ミュージカル・ゴシック『ポーの一族』【Blu-ray】 [ 宝塚歌劇団 ]
芯のある芝居
華さんのお芝居は、受け手(客)がその役をリアルに感じられ、彼女のセリフ一つに心現れたり、涙する。
優しいお芝居だなと思います。
『はいからさんが通る』2017、2020
柚香さんの少尉もかっっっっっこよすぎて少女漫画から飛び出てこられたんですか！？
漫画設定がこんなに形にできるなんて・・！と衝撃でしたが、華さんの紅緒もぴっったりなんですよね。
こんなに少女漫画カップルいる！？ちぎみゆ(早霧さん・咲妃さん)再来！？と大変見目麗しい公演でした。
そしてはいからさん、な紅緒の性格をそっくり華さんが演じられてたので華さんが紅緒なのか紅緒が華さんなのか・・？と錯覚を起こすほどでした。
お転婆でただのお嬢様でおさまらないところも、少尉を想い身を引くところも、酔っぱらった姿もリアル紅緒！
花組日本青年館ホール公演 ミュージカル浪漫『はいからさんが通る』【Blu-ray】 [ 柚香光 ]
NICE WORK IF YOU CAN GET IT
『はいからさんが通る』の紅緒を『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』のビリーは私の中で華さんの演じられた役の中で好きなトップ2です。
ビリーのはすっぱなようで繊細な女性の部分を丁寧に演じられていました。
ちょっと紅緒とも似通る部分はあったかと思いますが紅緒は芯の強さが大きく、ビリーはよく女性らしかったかなと私は感じました。
ショートヘアの華さんがとってもかわいいですよ♡
サヨナラショーでも踊られてましたが、柚香さんとのタップダンス、お二人の信頼と楽しい！の気持ちが溢れていて見ていてついつい笑顔になってしまいます。
花組梅田芸術劇場公演 ブロードウェイ・ミュージカル 『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』【Blu-ray】 [ 宝塚歌劇団 ]
『メランコリック・ジゴロ-あぶない相続人-』
私、実は野々すみ花さんのティーナが大好きなんです。
ちょっとおバカで浪費癖あって、スタンが大大大好きで憎めない、キュートな役なんですが、
野々さんのティーナはまさにそれを体現されていなぁって。
そんな愛すべきティーナを、華さんはまた違った魅せ方で表現してくれたと思います。
セリフや動作が大きく変わったわけではないのですが、華さんのティーナは更に幼く、
スタンに依存しているというか、甘えていたかなと。
それが嫌味ではなくティーナだもん、仕方ないね、ってなるんですけどね。
つまりはかわいいは正義ってことです。(？？)
花組全国ツアー公演 サスペンス・コメディ『メランコリック・ジゴロ』-あぶない相続人ー/スパークリング・ショー『EXCITER!!2018』 [ 柚香光 ]
男役をより輝かせる寄り添った娘役
華さんは昔ながらの一歩下がった娘役を体現されており、更に隣に並んだ男役の包容力や男役としてのかっこよさを引き立ててくれるクラシカルな娘役だと感じています。
愛希さんや真彩さん、舞空さんのような芯があってかっこいい娘役もすごく好きですが、
華さんのような娘役も可愛くてとても癒されます。
CASANOVA 新人公演
仙名さんの退団公演で仙名さんが生き生きと美しく演じられていたベアトリーチェという役を新人公演で演じるのは華さんにとってきっととても大きなプレッシャーであり苦労もされたのではないかと思っています。
もちろん舞台上でそういう雰囲気を感じたわけではなく、私個人の勝手な推測ですが、
仙名さんの集大成を肌で感じて学ぶことは沢山あったんだろうなと思ったんですよね。
CASANOVAの本公演セラフィーナもかわいかったですが、元気いっぱいな華さんが好きなので、
ベアトリーチェも好きでした！
帆純さんとの初々しいカップルがまた可愛くてかわいくて・・・！
カサノヴァは沢山の女性を魅了する女性泣かせの遊び人ではありますが、華さんのベアトリーチェには敵わないし、これが初恋なんじゃないかなという甘酸っぱい感情が見えたんです。
明日海さんと仙名さんとはまた違うお二人のCASANOVAでした。
はいからさんが通る デュエットダンス
柚香さんのページでも伝えましたが、千秋楽のおでこコツン事件(何度でもいう)を思うと今でも幸せな気持ちになります。
これは全人類見て！見て悶えて(？？)！！という気持ちです。(おかしい)
華さんの視線が柚香さんに一直線で、大好きです！が駄々洩れで。
柚香さんもそんな華さんを大きな心で受け止められて、また可愛がられているとわかるような多幸感に満ちたデュエットダンスでした。
もっとれいはなで観たかった作品たちが・・！
華優希さんは今年の7/4で宝塚を卒業されます。
今まさに充実期を迎えられるタイミングでの卒業は、とってもさみしいです。
サヨナラショーで聴いた輝く未来、Never forget you、EXICITER。
正直なところ華さんは声が細くてなかなか歌声が安定しない印象があるのですが、それでも公演当時に聴いたときよりも段違いでうまくなっていて、聞こえやすくなっていて。
もっともっと宝塚の娘役の歌声聴いてみたかったです。
それに柚香さんとの恋愛物がもっと観たかったな。
退団公演が恋愛要素がちょっと少ないと感じたので。
少し古いけど『再会』とか、『うたかたの恋』とか観たかったかなぁ・・・なんて。
後は上田久美子先生の作品で悲恋ものとか・・。
今言っても仕方ないことですが、昨日のお二人を見ていたらまたこんなのもあんなのもれいはなで観たかったぞーー！となりました。下記もそうです。
『タカラヅカスペシャル2019-Beautiful Harmony-』花組シーン
花組の場面で柚香さんと華さんはミーアンドマイガールのお芝居少しと歌を見せてくれました。
あーーーーーれいはなでミーマイ観たかったよぉぉぉぉ！！！！(滝涙)
タカラヅカスペシャルだけの特別なのが残念。
でも観てやっぱりお二人ともお上手で・・！
お芝居も歌もちょっとの時間だけだったのにビルとサリーがそこにいました。
水美さんのジョン卿も良かったなぁ。
花組はミーマイの再演が多いのですが、れいはなでも観たかったな・・・。(何度でもいう②)
タカラヅカスペシャル2019 -Beautiful Harmony- 【Blu-ray】 [ 宝塚歌劇団 ]
輝く彼女を最後まで目に焼き付けたい！
華さん、瀬戸さん達が退団される花組公演『アウグストゥス－尊厳ある者－』『Cool Beast!!』が大劇場千秋楽を迎えました。
無観客であることが本当に悔しくて、テレビの前で拍手しすぎて手が痛いです💦
それでもあんなに目線を隅から隅まで配って、幸せそうなお顔を見せてくれる花組の皆さんには胸がいっぱいになります。
Now on stageを見ていても今の花組が充実していて、華さん、瀬戸さんが本当に楽しんで舞台を務めていらっしゃることがわかるので、私も最後までしっかりと応援したいと思います！
れいはなコンビを目に焼き付けなければ・・・！！！
全公演が客席満席で休業が起きることがないよう祈っています。
その前に、華さんのミュージック・サロン『華詩集』 がライブ配信されますので皆様も是非！！是非！！！
