早く観たい！！！観た過ぎる！！！！！
演目が発表されたときから気になっていたのですが、
予習ということで映画を先に観てみました。
結論から言いますと、とってもいい映画でした。
最初から最後まで、やさしさとぬくもりに包まれたお話でした。
切ないシーンも多い。
けれど間違いなくハッピーエンドです。
これを月組公演で観られるなんて・・・幸せしかないです。
御覧になったことのない方は、是非映画版も見て頂きたいです。
『今夜、ロマンス劇場で』あらすじ
映画監督を夢見る青年・健司（坂口健太郎）がひそかに思いを寄せるのは、
映画「今夜、ロマンス劇場で」公式サイトより https://wwws.warnerbros.co.jp/romance-gekijo/about/story.html
通い慣れた映画館・ロマンス劇場の映写室で見つけた古いモノクロ映画のお姫様・美雪（綾瀬はるか）。
今は誰も見なくなったその映画を、毎日のようにくり返し見ていた健司の前に、ある日奇跡が起きる。
美雪が健司の目の前に突然現れたのだ。
その日から2人の不思議な同居生活が始まった。
モノクロの世界しか知らない美雪にカラフルな現実世界を案内する健司。
同じ時間を過ごす中で、2人は次第にひかれ合っていく。
しかし、美雪にはある秘密があった。
現実の世界に来るための代償で、人のぬくもりに触れたら美雪は消えてしまうのだ。
そんな中、美雪は映画会社の社長令嬢・塔子（本田翼）が健司に思いを寄せていることを知る。
好きだから触れたい、でも触れられない……。
この切ない真実に2人はどう向き合い、どんな答えを出すのか─。
お勧めポイント
衣装が可愛すぎる
綾瀬はるかさん演じる女王様のお衣装がすっごく可愛い。
バラを見に行くときの黒いトップスと黒x白の水玉スカートとか、
ターコイズのワンピース衣装も、プリンセスの恰好も(モノクロですが。)
どれもとっても素敵ですし、綾瀬さんがどれも着こなしていて
それがまた素敵でうっとりします。
公式サイトでお衣装が御覧頂けます。
個性豊かなキャラクター
キャストもこちらからご覧いただけます。
キャストの中で群を抜いて印象的な・・・・ハンサムガイ(笑)
北村一輝さん演じる俊藤龍之介という銀幕スターが振り切りまくっていて笑えます。
トラブルに巻き込まれがちですが、文句は言いつつ許してくれます。(笑)
「並みの俳優なら血の雨が降ってたぞ」とか「あの子がマブくなければ・・・」とか。
そしてなんだかんだ優しいし、ちょっと笑えるけどかっこいいいいこと言うんですよね。
「人は爆発したら人生観が変わる。」
「男の視線は常に未来。好きな女との未来を見つめて生きるものさ。
下を向いていたら今しか見えないぜ。」
これは 鳳月さんにしかできません。というかお願いします！！
↓こんなダンスも踊ります(笑) 北村さん、結構体張ってます。(笑)
主人公の健司と京映の社長令嬢 塔子さん以外は結構個性豊かと思うのですが、
全員相手の気持ちを思いやれる優しい人たちばかりです。
(当時の力任せというか乱暴なシーンはありますが・・)
ロマンス劇場館主の本多さんも、健司の友達である伸太郎も塔子さんも、健司も美雪も。
誰一人嫌な奴や、いじわるな人が出てこないので、
大きなどんでん返しとか、衝撃的な事件などはありませんが、
見た後はあったかい気持ちになれます。
モノクロの映画世界とポップな色彩あふれる現実世界
ALWAYS三丁目の夕日とかもなんですが、昭和(特に戦後)の時代背景を表現したお話好きなんです。
当時の商店とかの様子、家の様子、映画館、映画製作所の様子が見られるのもワクワクします。
当時の映画はこうやって撮られてたのかーと、興味深いです。
お話の中に名作映画のオマージュが組み込まれているようなので、それを見つけて
紐づけるのも楽しめそうですね！
そして美雪がいたモノクロ映画の世界とレトロポップな色のある現実世界の対比も面白いです。
バラ、缶入りのドロップ、かき氷、カラーテレビ。
色のついた言葉を並べる言葉遊びをする二人。
モノクロ映画の世界から飛び出した美雪にとっては新鮮な世界。
現実世界にいる健司にとっても美雪が心の中で色づきロマンスを知る。
触れ合えない二人が、心を通わせていく中で背景の色、心の色が私たちに
ぬくもりを教えてくれるような気がします。
音楽のすばらしさ
BGMとして流れる曲がピアノメインで、どれも優しいメロディーなので、
映画に引き込まれるし、見ていて音楽からも胸が打たれます。
映画だけじゃなくて、サウンドトラックも是非聞いてほしい。
【中古】 今夜、ロマンス劇場で（オリジナル・サウンドトラック） ／（オリジナル・サウンドトラック） 【中古】afb
エンディングに流れる主題歌もとっても素敵です。
Che’Nelle 『奇跡』
ワーナー ブラザース 公式チャンネルで一部ですが、お聴きいただけます。
優しい世界(映画を見た感想*ネタバレあり)
私達をいつも楽しませてくれる映画。
でも時を経て公開されなくなると大勢に忘れられてしまうのは仕方がないこと。
けれど、そんな忘れられた映画でも誰か、たった一人にとっては
ずっと褪せない大切な物語だった。
そのことが物語のヒロインにとってはとても幸せなことで、
そしてその誰かに会いたくなる出来事だった。
現実には決してありえないかもしれないけれど、素敵ですよね。
はやりすたれはあるけれど、変わらずずっと好きな映画。
そういえば私もあるなぁ。
皆さんもそんな映画、ありますか？
本当に素敵な映画でした。見ることができてよかった。
月城さん、海乃さん、そして月組の皆さんのお芝居ならきっと素晴らしいものになります。(断言)
この作品をお二人のお披露目にしようとご決断された方は天才ですか・・！？
とお伝えしたい。
今から先行画像、ポスター、とっても楽しみです！！！
下記記事を読むと面白さがより伝わるかと思われます。(ネタバレあるので要注意)
舞台化にあたって気になるところ
モノクロのお姫様の表現
モノクロ世界から飛び出したお姫様なので、全身モノクロです。
舞台上でモノクロと色のある現実をどうやって組み合わせるのかなぁというのが
凄く気になってます。
美雪は化粧をするまで色がありませんので、その辺どう表現するのだろう？
結構この映画は色とモノクロがキーだと思うのですが。
そういえば、布巾で手を拭いたときは指先の一部がモノクロになりましたが、
映画の中でも落としたお守りを探す為に、雨に濡れてまで探すのですが、雨で化粧が落ちない
ことにびっくりしました(笑)
化粧落ちて白黒にはならないんだという。ウォータープルーフ？(笑)
いいんですけどね。
役の少なさ
公式のページからもわかるように、出演者が少ないです。
当時の映画をモチーフにした出番とか作るのかな？
映画製作所がメインなので、きっとその場面もあるかな・・・後もしかしたら
本多さんの思い出(もしくは聞いた話)も役として出てきたりして。
モノクロ映画の中のしゃべる動物(三銃士)たちも二回程出てくるけれど出番増えるのかな？
最後のシーンは沢山人がいるし、映画撮影シーンや京映の従業員など全体的に人は多いんですけどね。
配役妄想
主人公の健司を月城さん、ヒロインの美雪を海乃さん。
ここまでは確定と思いますが、そのほかのキャストをどなたか演じるのか気になったので
こんなかんじだったらいいなぁと妄想してみました。
※現段階で退団者・専科組替えが控えている方以外の月組生・専科生で考えてみました※
これは絶対！というのは俊藤 龍之介と本多正くらいなんですが・・・こんなかんじだといいなぁ。
三銃士はそんなに出番が多くないですが、でも歌うし、
映画では竹中直人さん、池田鉄洋さん、酒井敏也さんと結構豪華なんですよね(笑)
俊藤龍之介の周りにいるお手伝い？おつきの人たち は若手男役さんかな・・？
そもそも組替えなどがあるかもしれないので、まだまだわかるのは先ですね。
映画を御覧になりたい方は・・・
NetflixやAmazon prime、U-Next、Rakuten TVで御覧頂けます。
(Amazon primeやU-Nextをまだ登録したことがない方は、30日間程無料お試しがあるのでお勧めです！)
そのほか楽天Booksなどでのご購入も頂けます。
舞台も楽しみですが、映画もとっても楽しめたので沢山の方に観て頂きたいです。
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