組の継承 新生雪組発足!

雑記

こんにちは。雫です。
毎回のことなのですが、一つの公演の大千秋楽の日は終日ふわふわして落ち着かないことが多いです。
皆さんもそうなりますか?


昨日の雪組公演は特に、トップコンビ含め8名の退団されたので朝からふわっふわでした。
(入りの様子が見られないのがほんっとうにさみしかったですが・・・😢)


私たちですら5時間強の長時間だったのですが、生徒さん、スタッフさんは終日バタバタ忙しかったでしょうね。
それでも、昨日はとっても幸せで、あたたかな公演でした。


ここからはまとまりはあまりありませんが、私なりの言葉で雪組好きだ!をただ語りたいと思いますので
良ければお付き合いくださいませ。





雪組のエネルギーを感じた作品

『f f f -フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』、どちらも物凄いエネルギーを感じました。
画面上で見ていただけなのにその圧を肌に感じたので、劇場で御覧になっていた方はどれほどだったのだろうと羨ましくもあります。

今更、ですが簡単に感想をまとめました。

『f f f -フォルティッシッシモ-』

お芝居は少し抽象的で感性に訴えかけるような作品でしたが、トップスター 望海風斗さんとトップ娘役 真彩希帆さんの集大成であり今の雪組を隅々まで堪能できました。

退団者の彩凪さん、笙乃さん、煌羽さん、真地さん、ゆめさん、朝澄さんも大活躍!
お芝居・ショー共に組子がたくさん活躍する公演だったなぁと思います。

(全員揃って公演できなかったことが悔やまれます・・)


個人的には、有栖さんの美しい歌声とかわいらしい笑顔に心奪われましたし、朝美さんはいつみても美しいですがそれだけではない強い信念とオーラを感じました。

あと愛すみれさんの安心感ってなんでしょう。ロールヘンのお母さんという役どころもあると思いますが、愛さんの包み込むようなやさしさにほっと救われました。


子供役の野々花さん、星南さん、「ちゅまんない!」が衝撃的にかわいい琴羽さんもみんなかわいくってまとめてぎゅーってしたくなりましたね(やめて)。


ルートヴィッヒの青年役の彩海さんは、いつの間にこんなに男役さんらしくなられたんでしょう。
精悍とした顔つき、どことなく望海さんを彷彿させる(青年役なので間違いないのですが)雰囲気。
今後がとても楽しみな男役さんです。


そして智天使様とヘンデル、モーツァルト、テレマンのトリオが出てくると癒しでしかありませんでした。(笑)
あのトリオのところだけアングル別売りしてほしい・・(笑)


『シルクロード~盗賊と宝石~』

ショーはシルクロードを旅するように様々な世界を見られる作品でしたが、望海さん・真彩さんに敬意を払いつつも新しいトップコンビである彩風さん・朝月さんのプレプレお披露目のようでした。

そんなに退団公演!というショーではなくて(どちらかというとお芝居のほうが望海さんの退団です!を強く感じました)

生田先生のショー初作品ということもあり、終始新鮮でしたね。

もう少し私はお衣装の色味が明るいほうが好きなのですが(笑)、でもシルクロードの世界観なのでこれはこれで良かったです。(上からですいません!)
何よりも生田先生の望海さんへの強い愛情があふれてました!(笑)

さききわの亡国のシーンでは、新しく芽吹く蕾のような、それでいて既にできあがっている柔らかなお二人の雰囲気が素敵でした。


これからの雪組も通うしかない!


だいきほからさききわへ。

組の中での引継ぎなので、それを強く感じましたしキレイに引き継がれてゆく姿が美しかったですね。

望海さん・真彩さんの雪組

望海さんと真彩さんは常にもがきながらぶつかりあいながら話し合いながら、上を目指していたトップコンビのように私には見えました。

就任当初には私たちには計り知れない葛藤や不安も抱えていらっしゃったでしょう。
私がなんとなく目にするSNSの中で、お二人が花組出身であることで、

心無い一部の方(本当に本当に一部です!)が強い言葉を発されていたことは覚えています。

望海さんもインタビューや対談で語られていましたが、”花組っぽい”ことをどうファンに納得してもらえるか、雪組のトップとして認めてもらえるかを悩まれたようです。
プレお披露目の希望のシーンのピンクのお衣装に色々意見が出ていたことも記憶にあります。。。

大人気のゴールデントップコンビ ちぎみゆ(早霧さん・咲妃さん)の後を継がれるプレッシャーも大きかったと思います。
ちぎみゆはお互いの良さを相乗効果で広げることができ、またコンビとしてもかわいらしく組子ですら魅了される素敵なトップコンビでしたから。


ちぎみゆ時代の作品も好きなものばかりです。
ちぎみゆ時代は”ちぎみゆ”の絆の物語であり、ちぎみゆと組子の紡ぎ出す絆と青春の一ページでもありました。






だいきほ(望海さん・真彩さん)のお二人はそんな中、努力に努力を重ねてお二人らしい雪組を作られました。

悲劇となった結末は多かったものの、繊細な心の揺れが見て取れた作品が多く、

見応えは抜群でしたし雪組生一人ひとりの発する勢いが作品を一つ一つ越えていくことに増していくように思われました。
昨日の『f f f -フォルティッシッシモ-』のラストシーン、全員が舞台上で大合唱されるところなんて前述したように迫力がすごくて画面越しにそれが強く伝わりました。


みんなが今の雪組を目一杯楽しむように。

だいきほももちろん素晴らしいのですが、組子の活躍や生き生きとした姿がよく目に入っていたような気がします。

望海さんと真彩さんのトップコンビ時代はまさに雪組生が一丸となってパワーを発揮し、いろいろな感情を強く美しく揺さぶりかけてくれた掛け声でもある、どっせいの時代でした。


悲劇だけではなく雪組が得意とする日本物もされてましたし、『凱旋門』では轟さんの新しい風によって芝居の男くささ、重厚さがプラスされたような気がします。

よくフランス日本アメリカを行き来してましたね(作品の中の話)。

早霧さん・咲妃さんの時代にも感じた組の一体感が公演を超える度、更にさらにパワーを増して強くなり、だいきほと雪組生たちが作り上げる雪組という時代でした。

全員で作り上げる今の雪組。これがだいきほの雪組だったんですね。



そうして誰もが惜しむ雪組のトップコンビとなったお二人。


昨日の公演を見ていて、本当にお二人のいる雪組が見られたことは私にとっての財産の一つだと強く感じました。

素晴らしい世界を見せてくれて、ありがとうございました。
願わくば少しでもゆっくり休養されて、好きなことをされて、

だいきほお二人でまた雪組や宝塚を見に来てほしいですね。


彩風さん・朝月さんの新体制発足

さて、本日10:00-を過ぎ、公式ページは新しいトップコンビへと切り替わりました。

改めて8名のスターさんが雪組のページからいなくなってしまったことは悲しいしさみしいですが、
こうやって宝塚は100年以上続いてきたんだなぁと改めて実感した次第です。

official website Takarazuka Revue https://kageki.hankyu.co.jp/star/index.html

official website Takarazuka Revue https://kageki.hankyu.co.jp/star/snow.html

これからお二人率いる雪組はどんな素敵な世界を私たちに見せてくれるのでしょうか。

そして 『CITY HUNTER』からは新人公演も復活しますので、新しいスター候補さんが誕生するのか、
そこも気になるところですね!
(あと組替えがあるのかどうかも気になる・・・)

新体制もたくさん応援したいと思いますし、OGになられた退団者の方々が客席で応援されているのを見るのも楽しみです。




そしてここから続くトップの退団公演、花組、月組にも同じように重たい感情でつぶやいてしまいそうです💦
でもこうして吐き出すことが私にとっての一つの区切りでもあるのかもしれませんね。

(今回はトップコンビが主となったため、他の退団者の方に触れられず申し訳ございません。)

そしてあーだこーだ言いながらも、これからもやっぱり宝塚が好きでいるんだろうなぁ。


これだから宝塚ファンってやめられません!(?)

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